今回のご依頼は「インディアンモーターサイクル Spring Field」へのローダウンキット組み込み作業です。※before:ノーマルの状態です
スイングアーム(車輪とフレームを繋ぐパーツ)を外すために、サイドカバーを外します。
タイヤを外すので、アクセルシャフトを抜きやすくするために左側のマフラーを外し、ジャッキアップして、リヤ側を持ち上げます。
リヤサスペンション上側のピボット、こちらもタイヤを外すためにディスクローターからリヤブレーキキャリパーを外します。ブレーキ関連の作業は命に関わる部品ですので慎重に行います。
タイヤが外れました。ブレーキキャリパーに傷がつかないように保護します。
後ろ側のリヤフェンダーの内部から見た様子です。
スイングアームボルトを緩めていきスイングアームが外れ、スイングアームとリヤサスペンションを一体で外した状態となりました。
後ろから見た状態です。
スイングアームからリヤサスペンションを外します。
左がローダウンするためのプレートで、右側がノーマルプレートです。下側に穴が2つありますが、ここの角度が変わることで、この分の車高が下がります。
組み込み終了。約5cm車高が下がりました。
※After:横から
ローダウンは、乗り心地が固くなるイメージがありますが、今回はプレートの位置を変えることで車高を下げているため、乗り心地は変わらず見た目が格好よくなったと思います。人が乗ることでもう少し沈み込むイメージです。ローダウンした事により足が地面にしっかりと着き、信号待ちなど停車したときの安心感が向上します。